最近、こどもが外で遊ぶ姿を見かけなくなりましたね。全てのこどもがそうとは言い切れませんが、家にいてテレビやゲームに勤しむこどもが多くなったということでしょうか。今では動かずとも楽しめる遊びがたくさんありますからね。しかしこうした動かない生活習慣こそが肥満増加に拍車をかけているようです。
ある調査では、テレビやゲームに夢中になるこどもほど肥満度が高いという結果が出ています。その結果から極端に言えば、学校に行っている間と睡眠時間や入浴時間などを除くほとんどの時間をテレビやゲームに費やしている状態であることがうかがえます。
こうした家庭でよく見られる光景と言ったら「宿題しなさい!」と、テレビやゲームに夢中になるこどもに親が小言を言っている光景ではないでしょうか。しかしこれは、こどもばかりが悪いのではありませんよ。このような生活習慣を、こどもに身につけさせた親の責任でもあるのです。
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こどもの生活習慣の多くは3歳で身につくとされています。この年頃に一緒に長く過ごした人の影響を受けて、こどもの生活習慣が身につくのですから、親がテレビ好きだったり、テレビをつけたままにすることで、こどもも親同様、テレビ好きになっていくのです。
そのため今からでも遅くはありません。テレビを見る時間をキッチリ決めたり、3歳未満のこどもには肥満にならない生活習慣を身につけさせるなど、テレビやゲームに対しメリハリのある生活を心がけてみてはいかがでしょうか。
ゲームを好きなだけさせてしまう環境
最近はコンパクトで持ち運び自由な携帯型のゲームも増えてきたため、せっかくこどもが外にいるにも関わらず、公園で体を動かすということもなく、数人のこども達がベンチに腰を掛けてゲームに夢中になっている姿をよく見かけるようになりました。
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このように今のこども達はこの年代からゲームの虜となり、既に手放せない存在となっているのです。テレビではCMが流れ、お店に行けば充実したゲームコーナーがあり、このような環境で生活しているわけですから、ゲームに夢中になってしまうのも仕方ないのかも知れませんね。
中には誕生日やクリスマスなどイベント事のプレゼントとして親がこどもにゲームを買い与える家庭もありますよね。与える時は「時間を決めて遊ぶこと!」と言い聞かせても大抵のこどもはそれを守ることができません。何故ならゲームを好きなだけできてしまう環境が整っているためです。
公園などこどもが外で安心して遊べる場所が減少したことにより、今のこどもたちは友人の家やファーストフード店などに集まって遊ぶ機会が増えているのです。これにより、伸び伸びと自由に走り回るような遊びが難しく、結局それぞれがゲームを持参して個々にそのゲームを楽しむ結果となっています。
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また家庭では両親不在や居たとしても母親のみだったり、兄弟が少ないともなれば遊び相手が誰もおらず結局はゲームがこどもの遊び相手となってしまいます。このように今のこどもは、ゲームを好きなだけできてしまう環境に置かれている子が多いのです。
ゲームのし過ぎは肥満の原因!
ゲームを好きなだけできてしまう環境にあるということは、テレビの見過ぎと同じように肥満の原因になります。何故ならゲームに夢中になる時間が長くなるほど、体を動かす時間が減少するため、これは言うまでもありませんね。
このようなこどもの健康を第一に考えるのであれば、今までの「ゲームが好きなだけできてしまう環境」を見直し改善していく必要があります。1日にゲームをする時間を決めたなら厳しくそれを守らせる事も必要でしょう。
これに加えゲームに代わる違う遊びを何か提案してあげましょう。例え室内であっても体を動かして一緒に楽しく遊びべる何かをこどもと共に考えて、一緒に遊んでみるのも良いかもしれません。
またゲームに夢中になるのは今ではこどもだけではないですよね。もし親が「ゲームが趣味」という場合、できれば仕事が休みでこどもが家にいる時間帯はゲームをしないなど、こどもに我慢させるのなら自分もそれを我慢することも必要ではないでしょうか。
このように、テレビやゲームを過度に楽しむということは肥満の原因となってしまうため、これらの原因を解消すべく、親子で体を動かして楽しめる遊びを考案してみるなどテレビやゲーム以外の楽しみを見つけ、健康的な生活を送れるよう工夫してみましょう。
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