言語のリハビリの先生とお話をした時に初めて、彼が失語症だという事を聞いた。
自分で高次脳機能障害については調べていたし、失語症はその中の1つって事も知っていた。
でも、私は勝手な判断で、「彼には記憶障害・注意障害が最も当てはまる。」と、この2つの障害の事ばかりネットや本で熱心に調べていた。
そして、私の中では、失語症=単純に言葉が話せない、とか、口ごもる、とか、そういうイメージだった。
たまにつっかえる、物や人の名前が出てこないけど、ペラペラと話が出来る彼は、失語症ではない、と思い込んでしまっていた。
減量のためにチーム名
●失語症
・運動性失語(ブロッカ失語)→理解は比較的良好だが、発音が日流暢。
・感覚性失語(ウェルニッケ失語)→発話は流暢だが、錯誤が生じ、聴覚理解も障害される。
・伝導失語→復唱が最も障害される。
・失名詞失語→理解は良好だが、名称の想起が困難になる。
・全失語→全ての言語の領域が重度に障害される。
●症状
・急性期→意識障害、注意力の低下、疲労、感情の変化、意欲低下など。
・回復期→おおむね1年が目安。3〜6ヶ月が最も改善。
脳損傷の大きさ、疾患の種類、失語症の重症度、年齢、性別、精神疾患の有無、意欲、利き手、家族や周囲の人の関わり方などが関係する。
肥満オーストラリアの識別
彼は、軽度のウェルニッケ失語症だった。
先生は、リハビリの内容、事例などを挙げて、丁寧に説明してくれた。
あー!!そうです!そうです!そういう事あります!と思い当たる事が沢山あった。
言いたい言葉が見つからない時は、こちらから言ってしまうのではなく、待つ事。
慣れてくるまでは、なるべく「はい」「いいえ」で答えられるような内容に変えるなどの工夫をする。
子供扱いは絶対にしてはいけない事。
メディアと肥満
前の病院は、リハビリ病院ではなかったというのもあるけれど、ほとんど失語症のリハビリというものはやっていなかったようなので、○○(彼)さんの場合、少しだけスタートが遅れてます。リハビリ開始が重要かと言われれば、重要です。そして、失語症の回復は、人それぞれで本当に専門家でも見えないところです。だから、この先、どれくらい回復するかは今の時点では言えないけれど、全力は尽くします。お手紙で○○(私)さんの気持ちは、しっかり受け止めたから。
と言って下さった。
先生にも回復は読めない。
これは、高次脳障害全てにおいて言える事。
だから、私はもう落ち込んだり、へこんだりしない。出来ない。
前だけ向いて行こう。彼と乗り越えよう。
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